交通事故で「肩を下にして転倒」して肩が痛い時は 肩鎖関節脱臼の疑いがあります。
肩鎖関節(けんさかんせつ)は、字の通り肩甲骨と鎖骨から構成されている関節です。一般に関節と言うと、受けがある所に球体の部分がすっぽりはめこまれるイメージがありますが、肩鎖関節は肩甲骨の上に鎖骨が乗っかってるだけの特殊な関節となります。一般的な関節は、餅つきの杵と臼の様な感じで凹凸ですっぽりはまる感じになっています。肩鎖関節の場合は、乗っかってるだけ(はまっておらず)で靭帯で肩甲骨と鎖骨を結び付けているだけなので、交通事故で転倒した時など肩から落下すると肩鎖関節脱臼が起きやすいです。脱臼すると肩を前からから見た場合、肩のてっぺんから3センチ位首よりの所がポコんと出ます。その出てる所を指で押すと、引っ込んだりまた出たりします。その時当然痛みもあります。この引っ込んだりまた出たりするのをピアノキー反跳と呼んだりします。ピアノキーの症状もあり押すと痛みがある時は、肩鎖関節の脱臼と思って良いです。
まず、当たり前ですが安静が第一です。そして、腕を90度以上挙げない事がとても大切です。肩鎖関節脱臼は、骨と骨を結び靭帯の損傷が原因の一つになっていますので、肩周りをなるべく大きく動かさず、そおっとしておくのが靭帯の回復も早いです。2週間くらいはその様にしてた方が治りは良いです。この2週間を大事に出来るかどうかでポコんと出たままになるか、少しの出た状態で済むかの分かれ道になる事が多いです。特に女性は、肩のラインが後々気になる事が多いと思いますので、肩鎖関節脱臼かな?と思ったら直ぐご相談ください。鉄は熱いうちに...じゃありませんが、なるべく早く対処できるかどうかがとても大切です。
肩鎖関節脱臼と認められた時は、まず応急処置として飛び出している鎖骨の端を上から下に圧迫する様にクッションを入れてテーピング固定します。テーピングとクッションを交換しながら1〜2週間安静と固定を継続します。鎖骨が下に移動しそのまま靭帯も固まったのを確認してから肩鎖関節に電気療法を行い、さらに治りを早めることを行います。それと同時に、肩周りの筋肉強化を目的としたトレーニングの指導を責任をもって行います。2週間安静にしてた肩周りは筋肉がとても低下しており、せっかく肩鎖関節が良くなっても筋肉が脆弱な状態では、すぐに再発もしやすくなります。→ 治療のメソッドページもご覧ください。
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